「パンがなければケーキを食べればいいじゃない!」
マリー・アントワネットは飢饉で小麦が穫れなくなったことにこんなことを言ったとか。
猛暑の影響で全国的に米不足が深刻になってきました。
値上がりだけにとどまらず、一部のスーパーでは購入制限もあるそうです。9月ごろまでは、との予想がされています。
1993年の冷夏を原因とした米騒動のときには、タイ米やアメリカ米を輸入しブレンド米として販売していました。米不足が長引けば、もしかするとブレンド米が再販売されるかもしれません。
消費者心理?
私たち人間は不思議なもので、一度「習慣」になるとそれがなかなか止められなく、環境や他人から強制的にできなくされると強い反発心を持ちます。
でもある期間を過ぎるとあら不思議、なんであんなに執着してたのかと反省してしまうのです(私は過去に高ニコチン中毒でした)。
令和の米騒動、にならないように
冒頭のマリー王妃のお言葉ですが、事実はどうあれ、高くなったものをやめて他のものにすることは節約術のひとつ。
また、「お米の代わり・・・」と考えていることは習慣を変えるチャンスでも。
例えば先の米騒動、タイ米が美味しくなかった。
これはそもそもタイでのお米炊き方が日本とはぜんぜん違うのに日本米と同じ炊き方をしていたことにあります。
また現地の料理を参考にもせず、ただ不味い不味いと言っていたのでは(私がそうです)。せっかくタイの食文化を現地に行かず知ることができたのに残念です。
お米の代わりは何が良い?
この暑い夏は素麺などの麺類は第一候補。
価格も低めで「夏といえばソーメン」の昭和レトロの流行にも合っていませんか?(サクランボ入れたりして)
もちろんパンを主食にして一気に洋食で毎日過ごしてみるのも異文化を深く理解できるチャンスかも。
米の供給は秋口には落ち着くだろうということで、無い物ねだりはやめて、この夏はお米以外にこだわってみるのも楽しそう。
それに、影響でお米の値段も高騰しているので、節約につながるかもしれませんよ。