アメリカ大統領選挙が本格化してきました。
テレビ討論会ではバイデン大統領の体調が心配される内容で、討論会終了後の支持率はトラ ンプ前大統領が大きくリードすることになりました。
トランプ前大統領が再選すると、アメリカ・ファーストの再来です。
貿易赤字やパリ協定再離脱など、世界を揺るがす事態になる可能性があります。
またウクライナ侵攻、イスラエル・ガザ戦争の局面も大きく変わりそうです。
さらに、まもなくオリンピックが始まるフランスでも、マクロン大統領が勝負の選挙けしかけました。が、どうやら野党が大勝ちしそうな雰囲気に。
日本でも9月に総裁選がありますが、首相の支持率はかなり低いためこれもどうなるや ら・・・。
国のトップが変われば
国の方針がガラッと変わります。
特に「大きな政府(政府が国民生活に大きく介入する)」と「小さな政府(大きな政府と逆)」の方向転換は数年後の社会状況に影響を与えます。
先のアメリカ大統領選挙では、民主党は「大きな政府」寄りの政策をしていることが多く、貧富の差を是正する動きや諸外国には協調を求めます(ポピュリズム)。
共和党はその逆。”富む者”はより富、自国に有利な条件を諸外国に求めるのです(ナショ ナリズム)。
どちらかが選ばれることで、日本にはどんな影響が?
と話題になりますが、どっちにしても日本にと っては外国の話なので受け入れるしかありません(地方に住んでいる人にとっての都知事選挙と同じですね)。
藤崎一朗前駐米大使によると「日本にとってアメリカ大統領選挙はクリスマスプレゼントのようなもの」と例えました。
中身がなんであろうと、プレゼント箱を開けたときには喜ばなければならないのです。
「あなたでよかった!」