マジで長生きしてね!

5年に一度、大きく年金の改正があります。

少し前は専業主婦の世帯が多かったので、夫が亡くなった以後に妻がもらう「遺族厚生年金」は手厚い保障になっています。

ところが、今では共働き世帯が増えたのでこの制度は時代に合わない、男女に公平ではない、ということから次回の改正の項目になったようです。
(ちなみに現在は妻が亡くなっても夫は55歳までは受け取れない、妻は年齢に関係なくもらえる※別途要件あり)

夫だろうが妻だろうがざっくり「5年間だけもらえる」ようにしよう、というのが今回の改正。

さらに「中高年寡婦加算」といって、子供が独立した後の妻が年金をもらう年齢までもらえる年金も廃止になるようです。

徹底的に「専業主婦」というジャンルをなくすつもりのようです。


老後2000万円問題のときもそうですが、話題の多い年金制度。

勉強してみるとわかりますがとんでもなくややこしい制度です。
どうしてかというと、その時その時で変更、改正を繰り返し、ツギハギだらけの法律だからです。

今回の改正項目でも、現在の受給者は変更しないとか、今後25年かけて変更するとか、とんでもなく難解なパズルのような制度でFPも頭を悩ませます。

とはいえ、公的年金は基本、死亡すると受給が終了する終身年金です。

なにがお得かといえば簡単なことで「長生き」すればいいんですよね。


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