お宝保険

不適切な外貨建て保険の乗換え販売が指摘されています。

保険料をドルなどの外貨で運用し、死亡時に受け取る保険金を増やす目的の保険です。

この数年で40円以上も円安ドル高が進み、外貨保険は急激に評価益画増加。利益を確定するために契約途中で解約するケースが多いのです。

解約後、また同様の外貨建保険に加入する乗換え販売が「顧客の利益になっていない」と金融庁は指摘。金融機関に改善を求めています。

指摘の理由は
・顧客が契約初期費用など手数料を乗り換える度に負担すること
・早期の解約にはペナルティ(控除)があり、増加した積立金を減らしてしまうこと
そしてなにより、顧客がその不利益なことを理解していないことです。

外貨建保険にかぎらず、保険の見直しと言いながら、昔の利率や条件のいい『お宝保険』を解約し、現在の保険に加入するのはいかがなものでしょうか。(FP土橋)


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